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制作事例
複製画|曽谷 朝絵「fuwari」

出力方法:Jet Pressフルガモット出力/用紙:ヴァンヌーボV スノーホワイト/制作年:2022年
原画のリアルさを再現
包み込まれるような光と色彩、ダイナミックな造形感覚を併せ持つ美術家、曽谷朝絵氏。光村グラフィック・ギャラリー(MGG)で開催された個展にて、油彩作品(写真・上)とパステル作品の複製画B 2 ポスター(サイン・エディションナンバー入り限定50 部)を制作しました。作品に表現された光やパステルの色の柔らかさを広色域で仕上げ、再現しています。
包み込まれるような光と色彩、ダイナミックな造形感覚を併せ持つ美術家、曽谷朝絵氏。光村グラフィック・ギャラリー(MGG)で開催された個展にて、油彩作品(写真・上)とパステル作品の複製画B 2 ポスター(サイン・エディションナンバー入り限定50 部)を制作しました。作品に表現された光やパステルの色の柔らかさを広色域で仕上げ、再現しています。

写真左:ポストカードなどの販売アイテムも作成/写真右: MGG「曽谷朝絵展“Topia”」での原画展示の様子
Profile
曽谷 朝絵 Asae Soya
2006 年「東京藝術大学大学院博士後期課程美術研究科」にて博士号(美術)取得。絵画とインスタレーションの両面で制作を続けている。光と色彩に満ちあふれた作品はダイナミックで現代的な感覚を持ち、観る者の視覚を越えて身体感覚を呼び起こす。2002 年VOCA賞、2013 年「横浜文化賞文化・芸術奨励賞」他、受賞多数。2013 年に水戸芸術館にて大規模個展を開催し好評を博す。他、スパイラルガーデンや光村グラフィック・ギャラリー企画展などにて(共に2022年)個展を開催。東京、バーゼル、NY、西安などでも展覧会やパブリックアートを制作。
複製画| 斎藤 吾朗「モナ・リザ模写から」

出力方法:Jet Pressフルガモット出力/用紙:ヴァンヌーボV スノーホワイト/制作年:2020年
豊かな色彩へのこだわり
斎藤吾朗氏の作品の中でも特に人気の高い油彩F200号の作品にて、縮小の複製画を作成。作家が強くこだわる「赤色を基調にした色彩の世界観」。その課題に応えるため、プリンティングディレクターと印刷現場が一丸となって原画の豊かな色彩をリアルに再現しました。
斎藤吾朗氏の作品の中でも特に人気の高い油彩F200号の作品にて、縮小の複製画を作成。作家が強くこだわる「赤色を基調にした色彩の世界観」。その課題に応えるため、プリンティングディレクターと印刷現場が一丸となって原画の豊かな色彩をリアルに再現しました。
Profile
斎藤 吾朗 Goro Saito
独立美術協会会員、日本美術家連盟東海地区代表、宮城県おおさき宝大使
1947年愛知県西尾市生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。
鮮やかな赤色を使い、風土や歴史、伝承や人々を題材に描く。
ルーヴル美術館「モナ・リザ」をマルク・シャガール以来50年ぶり、日本人初の公認模写したことでも有名。
1947年愛知県西尾市生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。
鮮やかな赤色を使い、風土や歴史、伝承や人々を題材に描く。
ルーヴル美術館「モナ・リザ」をマルク・シャガール以来50年ぶり、日本人初の公認模写したことでも有名。
デジタルイラスト|げみ「透明な雨に隠れて」

出力方法:Jet Pressフルガモット出力/用紙:ヴァンヌーボV スノーホワイト/制作年:2024年
デジタルから原画へ
数多くの書籍の装画を手がける げみ氏のイラストは、人物の周りの空気や温度をも感じさせます。ポイントの一つは、画面上に紙の質感が表現されている点。これまでの展示では出力紙とデータ上の質感が“喧嘩” しないよう、光沢紙出力+アクリルマウントで制作されていますが、当社は紙での表現に挑戦しました。色の鮮やかさは残しつつ、紙の風合いとにじみのような表現が合わさった、新たな印象となりました。
数多くの書籍の装画を手がける げみ氏のイラストは、人物の周りの空気や温度をも感じさせます。ポイントの一つは、画面上に紙の質感が表現されている点。これまでの展示では出力紙とデータ上の質感が“喧嘩” しないよう、光沢紙出力+アクリルマウントで制作されていますが、当社は紙での表現に挑戦しました。色の鮮やかさは残しつつ、紙の風合いとにじみのような表現が合わさった、新たな印象となりました。

通常出力(左)よりフルガモット出力(右)の方が紫色が鮮やかに出ている
Profile
げみ Gemi
イラストレーター。書籍の装画、企業広告を制作。東京書籍「新しい国語」(教科書)、内閣府「心のバリアフリー」(CM)、伊藤園「お~いお茶桜パッケージ」、近畿日本鉄道ラッピング列車「ならしかトレイン」、ポケモンカードゲームのイラストレーションなどを担当。 著書に画集『夜の隙間に積もる雨』他、『乙女の本棚』シリーズなど。
写真|公文 健太郎「TEN 点」

出力方法:Jet Press/用紙:ヴァンヌーボV スノーホワイト、b7トラネクスト/制作年:2020年~
公文健太郎氏 コメント
デジタル写真全盛の時代になり、写真のストックはオンラインに、発表はディスプレイ上へと変化し、世界中の人の目に触れる機会が増えました。だからこそ今、手にとることができる印刷物はより自分らしく、作品にあった佇まいに仕上げるべきだと思います。美しいジェットプレスの印刷は小部数からこだわって印刷物をつくることができる新しいメディア。ディスプレイ上の表現とは対極の唯一無二の一冊を作り上げるのに向いています。職人と作家が想いを通わせてつくる光村印刷の小部数印刷は、私が作品を残していくのに欠かすことができません。
デジタル写真全盛の時代になり、写真のストックはオンラインに、発表はディスプレイ上へと変化し、世界中の人の目に触れる機会が増えました。だからこそ今、手にとることができる印刷物はより自分らしく、作品にあった佇まいに仕上げるべきだと思います。美しいジェットプレスの印刷は小部数からこだわって印刷物をつくることができる新しいメディア。ディスプレイ上の表現とは対極の唯一無二の一冊を作り上げるのに向いています。職人と作家が想いを通わせてつくる光村印刷の小部数印刷は、私が作品を残していくのに欠かすことができません。

写真左:多様な用紙への出力テスト。用紙の風合いによって作品が与える印象が変わってくる
写真右:「TEN 点」 COO BOOKSから2020年2月より不定期で発行されている同人雑誌
Profile
公文 健太郎 Kentaro Kumon
写真家。1981年生まれ。ルポルタージュ、ポートレートを中心に雑誌、書籍、広告で幅広く活動。同時に「人と自然の接点」をテーマに主に一次産業の現場を取材。代表作に『耕す人』『眠る島』などがある。
2024 年日本写真協会賞作家賞受賞。
2024 年日本写真協会賞作家賞受賞。
特装版製品|YKK AP株式会社 企業カレンダー「Under the Same Sky」

出力方法:Jet Pressフルガモット出力/用紙:ヴァンヌーボV スノーホワイト/制作年:2024年
特装版カレンダーを作成
鮮やかな色彩で幸せな暮らしの情景を描く画家、トッキ・キム氏の絵画によるカレンダー。エメラルドグリーンや抜けのよいスカイブルーの表現が広色域印刷によって可能となりました。豊かな手ざわりを持つ用紙を使用して、上質な印象を与えるカレンダーができあがりました。
発行:YKK AP株式会社
アートディレクション・デザイン:矢嶋大祐
鮮やかな色彩で幸せな暮らしの情景を描く画家、トッキ・キム氏の絵画によるカレンダー。エメラルドグリーンや抜けのよいスカイブルーの表現が広色域印刷によって可能となりました。豊かな手ざわりを持つ用紙を使用して、上質な印象を与えるカレンダーができあがりました。
発行:YKK AP株式会社
アートディレクション・デザイン:矢嶋大祐
Profile
トッキ・キム
1969 年、韓国生まれ。1993 年、ソウル国立大学美術学部卒業。2014 年以降、海外の様々な場所を旅し、幸せな家族の情景を描いてきた。色を作るために色々な絵の具を混ぜることはせず、直接チューブから主要な色を出し、背景に色をつけ、ドットを置く。ドットを構成する多様な色彩で花、草、鳥、木をキャンバスに描き、洗練された作品としている。見る人に微笑みをもたらし、幸せを与える作品を生み出すため作家活動を続けている。