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企業情報 製品・サービス お問い合わせ

株主・投資家の
皆様へ MESSAGE FROM THE PRESIDENT


印刷事業における収益体制の確立と
産業資材製造事業の早期立上げに取り組み、
業績の回復ならびに持続的な成長と
企業価値の向上を図ってまいります。      

2024年12月

 株主ならびに投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。第123期中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日まで)の決算を行いましたのでご報告申し上げます。

経営環境について

 インバウンド需要が回復し、雇用や所得環境の改善がみられる中、原材料やエネルギー価格の高止まりによる物価上昇を受けて個人消費が伸び悩むなど、景気は足踏みの状況となりました。また、中国経済の回復の遅れ、地政学的リスクの高まりなどの懸念から、先行きにつきましては不透明な状況で推移しました。
 印刷業界におきましては、生活様式の変化ならびにデジタル化に伴う紙媒体の需要減少に加え、原材料やエネルギー価格の高騰が継続するなど、依然として厳しい状況が続いており、印刷技術を活用した新たな分野への進出を図っています。

業績について

 印刷事業では自治体の刊行物や厚紙封筒が増加したものの事務用印刷物が減少、電子部品製造事業では水晶関連業界の市場が低迷し、売上高は69億61百万円(前年同期は69億81百万円)となりました。損益面においては、原材料やエネルギー価格の高騰が継続しており、営業損失3億8百万円(前年同期は1億25百万円の損失)、経常損失2億37百万円(前年同期は56百万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失3億44百万円(前年同期は76百万円の損失)となりました。

取り組みについて

 印刷事業においては、利益に多大な影響を及ぼす原材料やエネルギー価格の高騰に対して、製品価格の適正化に向けたお客様への交渉を推し進めています。また、前連結会計年度において実施した狭山工場への拠点集約・統合の効果を追求し、商業印刷物・ビジネスフォーム・パッケージ製品に関わる生産稼働率の向上にグループの総力を挙げて取り組んでいます。また、長年培ったセキュリティ印刷の技術を基盤に、偽造防止対策を強化しつつ真贋判定のできる判別評価アプリ「Real Judge®」を開発し、受注活動に取り組んでいます。
 新聞印刷事業においては、2026年の本稼働に向けて新聞新工場の建設が予定通りに進んでいます。株式会社読売新聞東京本社との共同事業運営体制について継続的な協議を進めています。
 産業資材製造事業においては、クリーンルームの環境で、スクリーン印刷機を使用した半導体加工テープなどの試作及びサンプルの作成を行っています。スムーズな量産開始に繋がるよう、より一層の品質向上と技術開発に取り組んでおり、近々に本生産を開始する予定です。
 なお、当社が保有する北品川棟は連結子会社が使用していましたが、建屋の老朽化が進んでおり、早期に不動産賃貸等事業に活用すべく準備を進めています。

今後の見通しについて

 2025年3月期の通期連結業績予想につきましては、中間連結会計期間までの業績動向や今後の見通しを踏まえ、2024年5月13日に公表した業績予想を修正し、売上高148億円、営業損失1億50百万円、経常利益0百万円、親会社株主に帰属する当期純利益50百万円としています。また、期末配当予想につきましては、1株あたり50円としています。
 当社グループを取り巻く経営環境は依然として厳しい状況が続いていますが、印刷事業における収益体制の確立と産業資材製造事業の早期立上げに取り組み、業績の回復ならびに持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。
 株主ならびに投資家の皆様におかれましては、引き続き倍旧のご支援とご鞭撻を賜りますよう、ひとえにお願い申し上げます。